2012年03月24日

ショパンの音楽記号〜その意味と解釈

ショパンの曲を
本格的にマスターしたい人のための研究書。

「ショパンの音楽記号」
 〜その意味と解釈〜
セイモア バーンスタイン、
和田 真司
(単行本 - 2009/11/19)
¥ 2,520

<内容紹介> Amazonより

「心で弾くピアノ」の著者
S.バーンスタインが、
ショパンのピアノ曲における
ペダル記号と強弱記号を再検証する。

演奏者、研究者に向けた
ショパン演奏の際の手掛かりとなる。




ショパンの音楽記号 -その意味と解釈-


内容(「BOOK」データベースより)

矛盾した表記はどう解釈する?

「心で弾くピアノ」の著者
セイモア・バーンスタインが、
ショパンの音楽記号の
真の意味を解き明かす。

<目次>

序章

◆第1部 ショパンのペダルに関する指示

音楽表記の謎
アスタリスクとアフターサウンド
アスタリスク-当時の慣習もしくはその意味
音楽表記をめぐる混乱
簡単な歴史の振り返り
ショパンのペダル記号
3つの段階的アプローチ
手の動き(振り付け)を示す言葉
手の響きとリズムの構造
音の響きとリズムの構造
学者の見解
大きなスペースと、フィンガーペダリング
まとめ

◆第2部 ヘアピン

くさび形のヘアピン
クロージング・ヘアピン(閉じていくヘアピン)
オープニング・ヘアピン(開いていくヘアピン)
表現の重複?
表記の矛盾?
詩情の抑揚表現
音楽表記の謎
ロマン派時代におけるヘアピンの解釈

◆結論

●音楽用語解説
●訳者あとがき
●参考文献
posted by テル先生 at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 弾き方、技術書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月08日

ショパン自身のピアノ奏法

ショパンの曲を弾くための技術を
あらゆる角度から研究した解説書。

ショパンの生徒の楽譜への書き込み、
自筆譜などを資料に書いているので、
単なる著者の解釈ではない。

各項目の譜例も多数あるので
とてもわかりやすい。

ショパンを弾く人、弾きたい人の必読書。


「ショパンのピアニスム」
〜その演奏美学をさぐる〜
[単行本]
加藤 一郎 (著)




ショパンのピアニスム―その演奏美学をさぐる


内容(「BOOK」データベースより)

流伝的なショパン観を排し、
自筆譜や弟子の楽譜に記された
ショパン自身の書き込みといった
一次資料にたちかえって、
「ショパンの演奏論」についての
新しい視点を提起。

ショパン自身や
同時代人による信頼性の高い証言や、
彼の『ピアノ・メトード』草稿など、
豊富な実例をもとに実証的に論ずる。

出版社 / 著者からの内容紹介

■【第1章】ピアノ技法の原理
■【第2章】運指法
 1.親指の開放
 2.多様な指の交差
 3.同じ指の連続
 4.指の置き換え
 5.指の個性
■【第3章】ベル・カントの応用
 1.ショパンとオペラ
 2.スピアナート様式
 3.声の柔軟性
■【第4章】装飾法
 1.装飾音
 2.装飾句
 3.デヴィジョン
■【第5章】テンポ・ルバート
 1.ショパンのテンポ・ルバートの基本的性格
 2.ショパンの rubato の指示
 3.ショパンのテンポ・ルバートの3つのタイプ
 4.ショパンのテンポ・ルバート
■【第6章】フレージング
 1.基本的な形
 2.音楽の継続性
 3.不規則な分節法
 4.同じフレーズの反復あるいは再現の際の表現の変化
 5.弟子の楽譜に書き込まれたスラーと線
■【第7章】ペダリング
 1.音響の合成
 2.ペダルの使用範囲
 3.ペダルの回避
 4.ウナ・コルダの使用
 5.同じフレーズの反復あるいは再現の際の表現の変化
 6.ペダルによる様々な表現
■【第8章】ショパンとピアノ教育
 1.ショパンの受けた音楽教育
 2.ショパンがおこなったピアノ教育
 3.スターリングの楽譜
 4.「ピアノ・メトード」の草稿
posted by テル先生 at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 弾き方、技術書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月06日

ショパンをどのように弾くか?

ショパンを弾く時の参考書を紹介しよう。

「ショパンをどのように弾きますか?」
 〜その答えを探してみましょう〜
[単行本]
レギナ・スメンジャンカ (著),
田村進 (監修), 大迫 ちえみ (翻訳)

<内容紹介> Amazonより

ショパンの弾きたい曲や好きな曲を
作品別に読める実用本。

世界に名高いショパン演奏家の1人、
レギナ・スメンジャンカが
若いピアニストや指導者、
そして
熱心なショパン・ファンのために、
長年の演奏活動と経験から得た、
深い知識と
自身の芸術的表現の秘密を一挙公開。

ショパン各作品の内容を懇切丁寧に説明し、
演奏者各自の
ショパン演奏への道筋を開いてくれます。

また、ピアニストだけでなく、
音楽ファンや
ピアノを始めたばかりの子供たちにも
「ショパンをどのように聴きますか?」
というテーマも示しています。

楽譜を開いて本書を読めば、
さらにショパンの作曲意図が
確実に伝わります。

ショパンの世界への道案内となる、
手元に置いておきたい1冊。




ショパンをどのように弾きますか? その答えを探してみましょう


【内容】

・演奏という表現芸術とは
・ショパンの表現とその特徴
・フィギュレーションを用いた作品
 〜卓越したピアニズムへ〜
・古典的な様式による作品
 〜伝統の方向〜
・ロマン的な様式による作品
 〜自由で詩的な表現〜
・舞曲による作品
 〜完成された芸術様式〜

内容(「BOOK」データベースより)

ポーランドが誇るピアニスト、
ショパン国際ピアノコンクール歴代審査員
による作品別ショパン実用本。

<目次>

日本語版によせて
出版にあたり
編集者より
はじめに
◆演奏という表現芸術とは
◆ショパンの表現とその特徴
◆フィギュレーションを用いた作品~卓越したピア二ズムへ
エチュード(練習曲)
プレリュード(前奏曲)
◆古典的な様式による作品~伝統の方向
ロンド
ソナタ
ヴァリエーション(変奏曲)
◆ロマン的な様式による作品~自由で詩的な表現
ノクターン
スケルツォ
アンプロンプチュ(即興曲)
バラード
ファンタジー(幻想曲)
バルカローレ(舟歌)
◆舞曲による作品〜完成された芸術様式
ワルツ
マズルカ
ポロネーズ
曲名索引
著者あとがき
訳者あとがき
posted by テル先生 at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 弾き方、技術書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月05日

ショパンのピアノ教育法

ショパンは、
ピアノをどのように教えたのか?

とても興味がありますね。

「弟子から見たショパン」
〜そのピアノ教育法と演奏美学〜
[単行本]
ジャン=ジャック エーゲルディンゲル (著)
米谷 治郎 (翻訳), 中島 弘二 (翻訳)




弟子から見たショパン―そのピアノ教育法と演奏美学


内容(「BOOK」データベースより)

ショパンが多くの弟子をとり、
レッスンには並々ならぬ情熱を
傾けていたことは、
意外に知られていない。

このことに長年にわたって
精力的に取り組んできたのが
エーゲルディンゲル氏である。

収集された数々の資料は、
全体的な見通しのもとに
詳細に検討され、
注釈がほどこされた。

それに付録、参考文献、索引などが
付されて完成されたものとなっている。

今回さらに新たな資料
および訂正などがなされ、
増補改訂版としての復活である。

<目次>

第一部 技法と様式
第二部 ショパンの作品の解釈
posted by テル先生 at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 弾き方、技術書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする